1/31/2011

バラク・オバマへの手紙

数ヶ月前にERに行ったときの請求書が今日届いた
金額は、、、 $773.96!!!!
保険引かれる前の元の金額は、$3526.32!!!
...嘘でしょう
まったく同じ件で一昨年ERに行ったときの、倍近い金額ですが?
これはつまり、これからこの件でERに行くことがあれば、その度にわたしはこの金額を払うってことだろうか?何にこんなにかかってるのか説明がないので病院に電話しなければならないが、それにしたって、人生最悪ぐらいのクオリティーの医療サービスしか受けてないのに、なぜ?超音波の機械を使ったからだろうか?こんなことになるなら、同じことがまた起こっても、もうあのERには行かずに家で寝てますよ

ブチ切れたわたしたちがまずやったのは、大統領にメールを書くことだった 笑
なんと、ホワイトハウスのウェブページからメールを送れるのだよ
しかも、返事も(誰が書くのか知らないが)来るらしい

とにかくわたしたちは、ディアミスタープレジデント、これこれこうで困ってるんですけど、何とかしてくれませんかプリーズ?と切々と訴えた ついでなので、グリーンカードの更新で580ドルかかるんだけど、何にあんなにかかってるんですか?とも聞いておいた 閣下が今後ヘルスケアと移民政策に関して早急に対策を打たれなければ、合衆国は将来有望な才能のひとつ(うちの夫ね)を失うでありましょう・・・

書いたことでちょっと腹の虫は治まったが、しかし...
返信用のメールアドレスを書き忘れたので、返事が来ないかも知れない 笑
住所と電話番号は書いたので、手紙か電話が来るかな 

1/23/2011

瞬殺@日本食レストラン

昨日の土曜は天気もよかったので、市の外れのマーケットスクエアと呼ばれる小さなお店が集まる区画に行ってみた この町にしてはちゃんとしたケーキ屋さんでカフェオレを飲んでケーキを食べて、そのあとは近くのTJマックスでふとんカバーを買ったり、本屋をぶらぶらしたりして楽しんだ

ふと、先学期日本語を教えた学生がバイトしている日本食レストランが近くにあることを思い出す
学期末に推薦状を3通ほど書いてあげたら、バイト先のクーポンをお礼にくれたのだ
せっかくなので行ってみることにした

わたしたちはふだんここで、日本食レストランに行くことはない
理由は単純、高いだけでおいしくないから
期待するだけ無駄なことが多いので、それだったら他のアジア料理の店に行ったほうが満足度が高い
 今回も、モダンな感じの内装とfusionの文字を見て、すでにいやな予感はしたのだが、何しろ25ドルのクーポンがあるし とりあえず居酒屋形式でいろんなものをちょっとずつ分けて食べることにした

料理を頼んでしばらくすると、メインディッシュについてくる味噌汁とサラダが運ばれてくる
味噌汁を一口飲むと、、、まずい 水道水の味 まるでめんどくさいから沸騰する前のぬるま湯に味噌だけ混ぜてしまったみたいな味だ この手のレストランが出汁を取ったりしないのはあらかじめ知っているので、味が薄かろうと別にそんなもんかと思っていられるが、これは何か確実に体に悪い味だ
何かの間違いじゃないだろうかと疑いながら、何とか半分くらいまで飲み続けてみたが、やっぱりまずいままだった 夫はすでに食べきるのをあきらめて、器を脇にのけてしまっている わたしももう少し頑張ってみたけど、やっぱり完食できなかった

続けてアピタイザーの揚げ出し豆腐と焼き鳥が来る
揚げ出し豆腐は、衣がパン粉だ 焼き鳥は、タレが激甘だ
しかし学生が「いかがですか?」とにこにこして聞きに来ると、まずいとも言えないので、「グレート!」と嘘をついてしまう まあ、店の食べ物がまずいのは彼女のせいでもないしなあ


すでにいろんな意味でお腹いっぱいになったところで、メインの刺身盛り合わせが来た
お客さんは日本人だと言ったら、張り切って作ってくれたと学生が言う
たしかに、しめ鯖とか、こちらにいたらなかなか見れない珍しいものも乗ってる

とりあえず、何かはよくわからないピンク色の魚を一切れつまんでみる
うん、おいしい 何かはよくわからないけど、これは新鮮
しかし、ふた切れ、み切れと続けるうちに、うーん、何かが変 次第に口と手が重たくなってくる 夫は自分の分の刺身を「ちょく」に入れたまま、手が止まってしまってる

この盛り合わせ「サシミ・デラックス」は、15切れもの刺身が乗ってる アメリカ風のカットなので一切れが巨大、しかも、どれもけっこうヘビーなのが多い わたしたちは二人で分けてもいっぱいいっぱいなのに、こんなのが一人前用にデザインされているということが信じられない

必死に食べ終わると、学生がデザートは?と聞きに来る クーポンで半額しか払わないでいい流れ的には、そりゃ頼むだろう お腹がはちきれそうなのを我慢して、小豆アイスひとつ取って夫と分け、かなりの苦労の末に完食した

店を出て車に乗ると、早速お腹が痛くなってくる ビールや水も(主に食べ物を流し込むために)がぶがぶ飲んだから、そのせいかな、とも思ったのだが、隣の夫も、「お腹いたい。気持ち悪い」と言う 家に着くなり二人ともトイレ直行 寝る間際まで、ひどい下痢が続いた

結局、何が悪かったのかよくわからないし、証明のしようがないので店に電話して苦情を言うほどのものでもないんだが、、刺身が本当にヤバかったらきっと下痢程度では済まないだろうから、実は味噌汁の時点で瞬殺だったのではないか、などと話している

うーん、やっぱりここではもう、日本食レストランには行かないだろうな

1/19/2011

ワークアウト再開

アドレナリン出る出る

ところで、究極のワークアウトソングといえばこれ
聴きながら笑いながら今日は走った!

Kanye West - The New Workout Plan (Long Version)

1/18/2011

この医者ぁ。。。

わたし、何だかしらないがこの町に引っ越してきてから病院にかかる機会が多く、病院絡みで嫌な目に遭う確率もなぜか非常に高い

年末に婦人科系の検査をして薬を飲むことになったんだけど、あいにくと診断結果が出たときわたしは日本だったので、夫が医者から電話で話を聞いた そのとき、薬をどう飲むとかいう指示がいっさいなかったので、ネットで調べたら、生理周期によって止めたり始めたりしなきゃならない時期がある薬だと出てきた
不安になって電話したら、ネットで得た情報と全く同じことを今更のように言われる

ていうか、何でわたしから電話してそんなこと確認しなきゃならないのか。。。
ていうか、わたしから電話しなかったらそのまま間違った飲み方しとったやん。。。
かかりつけの病院からリファーされたときは、この先生は名医で予約がすぐ取れたのはラッキーとか散々言われたというのに、この医者ぁ、説明義務すら果たしてないじゃないか。。。

近頃キレやすい大人となったわたしは、もう、喉の辺りでこう、怒号泡立つ感じになったけれど
新年の誓いに従って、ぐっとこらえてキレませんでしたよ
でも、医者と話すのって、どうやら自分には鬼門らしい
帰省中も、父の主治医(この男は主治医らしいことなど何にもしてなくて、父が救急車で担ぎこまれた晩にたまたまそこにいたというだけで、主治医になっているのだが)があまりに高圧的な物言いをするので、本気でケンカを売りそうになったのだった

イヤだねえ、権威を笠に着て仕事しない奴は
しかし、短気は損気
あわてないあわてない、一休み一休み(©一休さん)

1/17/2011

マルディグラ

ニューオーリンズには二回ほど行ってるけど、マルディグラという祭り(要はカーニバル)はいつも春学期中で、授業と重なったり して行くチャンスがなかった
しかし、今年の春休みの日程をチェックしていたら、祭りのクライマックスに当たるファットチューズデイはラッキーなことに、春休み週間のど真ん中じゃない
ということで、今年こそ行きます、マルディグラ!

しかし、禁酒しようと思ってたけど、期間中に飲めなかったらさぞかしつまらんだろうからやめるのやめよっかな…

1/15/2011

新装開店

気がつけば全く書いてなかったが、年明けを機にまた始めることにする
そういえば海外生活と何にも関係ないことばっかり書いているが、海外にいるからって、海外にいることだけ考えて暮らしているのではないので、仕方がないのだ

年末年始は、父親の具合が悪くなったので急遽一時帰国することになった
おととしの11月に脊髄損傷して手術し、春には歩行器を使えば何とか歩けるまでに回復したのだが、結局寝たきりになってしまって、褥瘡(いわゆる床ずれ)もでき、体もだいぶ衰弱しているとのことだった
急だったので変なフライトしか取れず、3日がかりで実家に着くと、父はもう入院した後だった
帰省中は毎日母と弟と3人で見舞いに行った なるべく感情的にならないように努めて接していたが、安易に励ましの言葉をかけることもできなかった

日本に帰るといつも井上雄彦の「リアル」(たまたま脊損の人が出てくる)の続きを買って読むことにしているんだが、その中に出てくる車椅子の登場人物が、オリンピック選手か何かが100mで世界記録を更新するのを見て、こんなことを言う――「この人だって空飛べるわけじゃない。鳥から見たら9秒でも15秒でも同じ、『飛べない』世界の出来事だわな。そう思わんか兄ちゃん。ということはだ、『歩けない世界』にもきっと、『9秒台』はあるんだ」
この台詞、読むたびに感動するんだけど、同時にこんなことを父に向かっては言えないだろうなとも思う 80近く(うちの父は平成天皇と同い年だ)になって急に動けなくなるということは、はっきりいいって自分の想像を超えている 若い時のように筋力があるわけでもない 頑張ればまた歩けるようになる、とは本人も思っていないし、リハビリに対するモチベーションがゼロでも、なかなか発破をかけることもできない

だからわたしは、あんまり父の顔を見ないで、窓の外を見ては今日は大雪だとかいい天気だとか言っていたような気がする 弟や母も、そうだったのかもしれない 1月2日だったか、病院前の大通りを、天狗やらお囃子やらなんやらが通り過ぎていったが、母はそれを覚えていて、あとでこっそり俳句にしていた(母は俳句教室に通ってるのである) 転んでもタダでは起きない表現とは、こんなことを言うのだな わたしも母を見習って、新年の誓いはやはり、「転んでもタダでは起きない」としたい
あとは、怒らない、早とちりで激怒して、見知らぬ人にケンカ売ったりしないことかな  ニンニン

そんなわけで、あけましておめでとう