11/21/2011

ベイビーシャワーの顛末など

気がつけば日付変わって今日で39週目に入る 予定日まで10日ぐらいだが、産まれる気配はいまだなし ただ毎日腹が張って痛いのみ これは父が博論のプロスペクタスを書き終え母の博論の目処も着くまでもうちょっと待つのだぞ、とお腹の子に日々言い聞かせているせいなのか、それとも単に、高齢初産によくあると聞く、なかなか子宮口が開かないというパターンなのか、段々よくわからなくなってきたけど、今のところまだ焦ってはいない とりあえず博論の2章の直しがのろのろと最終セクションまで来たから、あと一週間待ってくれるとうれしい。。でも子が待てなければ、そのときはそのときだ 

で、ベイビーシャワーだが、主催すると言ったSがアル中の時点で(しかもその話が出たとき彼女は泥酔していたので)、あんまりまともに期待してはいけないとは自分に言い聞かせてはいたんだけど、ふつうに流れました 笑

えーとちなみにベイビーシャワーというのはアメリカの習慣で、日本では子どもが産まれてから出産祝いを贈るのがふつうだけど、こちらでは産む側がほしいものリスト(レジストリという)を作って、そこから適当に買って予定日一月くらい前に贈ってしまうのが一般的である

で、そのベイビーシャワーの幹事をやると言ったSは、9月あたりまではああしたいこうしたい、っていうのをよく言ってきてくれて、なんか日本人も呼んでお茶飲んだり日本食食べたりするんだ!(それはオマエが寿司を食べたいだけでは。。。)とかまで言っていたのだが、それはさすがにわたしの方が、ふだん付き合いがほぼない日本人の主婦の人たちとかが酔っ払いとレズビアンの群れに混じっている阿鼻叫喚なベイビーシャワーの図というのをとても想像できなかったため(笑)、ごめんねうち日本人の人たちとあまり付き合いないんだよねもっと小さい集まりでいいんだよ、と言って丸く収めた 

それから一応ベイビーレジストリも作ってフェイスブックでリンクを送ったりもしていたのだが、その後ぱたりと連絡がやみ。。。
10月に入って夫にそれとなく、あれ、どうなってると思う?と聞いたら、絶対忘れてるからあきらめろと 笑 まあSも夫と同じくプロスペクタス書いたりティーチングで忙しいのはわかっていたので、別にしょうがないかとも思ったのだが、それから少し経って夫が会ったら、彼女の目標は「ベイビーシャワーをする」から「子どもが産まれたら料理の差し入れをする」にいつの間にか切り替わっていたらしく、病院に食べ物持って行く!何がいい?と言ってきたそうだ 笑

そんでこないだたまたま電話で話したら、やっぱり差し入れ何がいい?と言われ、しかも、わたしがレジストリのリンクを送ったことすら忘れて、ところでレジストリはある?と聞いてきたので、さすがにをい!と思ったが、まあ仕方ないやね(酔っ払いにはめっぽう寛容なわたくし) 彼女はゲイの人が往々にしてそうであるようにかなりのグルメで、いつもファンシーな食材をふんだんに使って料理をする人なので、もしその差し入れの件も忘れなければ、けっこうおいしいものが食べられるかもしれない 笑

11/05/2011

母来る

少し前から夫のお母さんが手伝いのため来てくれている(ふだんは韓国在住)
すごく物腰の柔らかいいい人で、ネイルサロンに連れて行ってくれたり(pamperingといって出産前に身づくろいするのがこちらの習慣らしいので)、結局つぶれたベイビーシャワー(かなり笑える状況なのだが長くなるので省略)の代わりにベビー用品一式買ってくれちゃったり、とても助かっている

が、ひとつだけ問題が。。。それは、お母さん、かなり料理がヘタ(苦笑)
働きながら子育てしてきた女性にありがちなこととは思う わたしの母親だって家事は全部祖母任せだったので、今でも時々かなり珍妙な面妖なものをこさえることがある 夫のお母さんの場合は、レパートリーがすごく少ないのと、あんまりフレッシュな材料を使わないのが主に問題 けっこう年なのでネットでレシピ検索、みたいな発想もないし、あともともと本人が料理好きじゃないのだと思う 来て早々わたしに気を使って毎晩料理してくれたのだが、子ども用のホットドッグに使われるまずいソーセージと、缶詰の野菜と、ハンバーガーヘルパーの味しかしない料理ばかりが連日出てきて、正直かなりグロッキー気味に 笑 わたしはまあお世話になっているし面と向かっておいしくないとかもちろん言えないわけだが、夫が完全にキレた ふだんからお母さんにはかなりやさしい方なのだが、この料理問題はかなり根深いものがあるようだ(子どもの頃のある年、サンクスギビングディナーが豆の缶詰だったのがトラウマらしい) 一日中何するでもなく家にいるのに缶詰ばかり出しやがって、こんなんなら自分で作るわ!と夫は言い出し、お母さんはショボーンとしてしまうし、何だか大変 しかしそれでも、夫がいないときにふたりで買出しに行くと、やっぱり普通の野菜とかは買わないで、息子にばれないうちに、、、と言って、キャンベルスープを山のように大人買いするお母さん 笑 ああどうやら彼女、なぜ責められてるかあまりわかってない様子 

これはさすがに何とかしないといかん、と夫とふたりだけの時に協議した結果、みんなで買出しに行き、作れるものは陣痛が来る前にわたしと夫とで手分けして作って冷凍、ふだんの食事でも何となく主導権を握るようにしていくことになった あれ?元々こういうことを自分らでしなくていいためにお母さんが来てくれたんじゃなかったっけ? 笑 ともあれ昨日は大鍋でミネストローネを作り、あくまでついで、というさりげな~い感じで(ここ重要)夕食にチキンアルフレードを作った これからあとまだミートソースとチリとカレーととんかつを作るぞ。。。つか博論。。。