8月末から二泊三日で、夫が学会で発表するのにくっついてシアトルに行ってきた
航空券が恐ろしく高いので最初は留守番の予定だったが、夫が一緒に行く予定だった人がキャンセルして一人だと言うし、子どもが生まれたら当分旅行らしい旅行はできないので、行っておくことにした
シアトルといったら、私的には90年代半ば、ジョディ・フォスターが出演していた森永の「カフェラッテ」のCMが思い出される 「シアトルあたりじゃカフェラッテ」というのがキャッチコピーで、そうか、シアトルあたりじゃこんなコーヒー牛乳飲んでるのか、という刷り込みが、スターバックス進出以前にすでにあったわけだ まあ実際に行ってみても、確かにコーヒーショップは多いことは多い 犬も歩けばスタバに当たるというのは、シアトルでなくてもアメリカの大都市ならどこもそうだが、この町にはそれ以外にもシアトルズベストとかタリーズ(日本にもありますね)とか、その他チェーンでないものも含めてコーヒーショップが目立つ
あとは、そう、日本人的には、イチローとマリナーズだろうか(MLBに興味がないので、セーフコフィールドは特に見に行かず、遠くから眺めただけだった) そんなこんなでシアトルに対する大したイメージも情報も持たないままに旅行に出て、時間もあまりなかったので中心部しか巡らなかったけれど、なかなか楽しい旅行になった
滞在中は、チャイナタウン/インターナショナルディストリクトにある、日本に縁のある不思議宿、Panama Hotelに泊まった B&B形式のヒストリックホテルで、こういうタイプの宿に泊まるのはアメリカに来て初めてである
ここは元々20世紀初頭に当時の日本町に建てられたホテルで、日本からの移民も多く滞在していた さびれ放題だったのを現オーナーであるアメリカ人女性が買い取って、綺麗にして営業しているらしい 30年代に日系移民がinternment camp(強制収容所)に送られた後彼らが残していった品々も、彼女が保管してその一部を展示したり、ホテル地下に残るかつての銭湯のツアーも行っている
写真はホテルの玄関ドア―-6051/2というのが住所なのだが、番地が「半分」というのは、初めて見た 坂の多いシアトルには典型的な、坂道の傾斜を利用して建てられた建物なので、その関係で「半分」になっているのかもしれない ホテルの隣のティーハウスの番地は、半分ではない605だった
宿はB&B形式で、ダブルベッドひとつの部屋が90ドル(人が一人増えるたびに10ドルプラス) シアトルの中心部としては、悪くない値段だと思う(ちなみにチャイナタウンには、ドミトリー形式の安宿もけっこうあって、そういうところに行けばもっと安くは泊まれるだろう ダウンタウンは、基本的に100ドル以下はオンシーズンでは難しい)
夫がこの宿をネットで見つけ、雰囲気に惹かれてぜひ泊まろうという話になったのだが、オンラインレビューを見ると、えらく気に入ってリピートするまでになる人と、最低だという人と、ぱっきり分かれていた 部屋の古さ汚さ云々については、そんなこと言うなら始めからこの手の宿に泊まらなきゃいいのにと思うが、経営者側の営業態度に対する文句は、まあ正直妥当な部分もある
というのも、なにしろこの宿は、スタッフと連絡を取るのがほぼ不可能に近い 笑 オンライン予約のリンクは死んでおり、電話してもつながらないというのが何日も続いたあと、やっと一人のスタッフが電話を取ったが、予約したい、というと、「調べてコンファメーションのためかけ直す」と言って、その後連絡はさっぱりなく 翌日こちらからかけ直すと、「部屋はたくさん空いてるからjust come by.」と え、予約とか、ないんですか?
実際に現地に着いて、かなり不安ながらも宿を探し当てると、一応人がいて(苦笑)チェックインはすることができた しかし、クレジットカード番号、カードの裏の3桁のセキュリティナンバー、免許書の番号など一式を、宿帳という名のただの紙ペラの裏側に書き付けてその辺に放っていたりするので、大丈夫か?という思いはいや増す そして、何人か日替わりで来ているらしい男性スタッフたちは、それぞれ親切ではあったのだが、引継ぎをちゃんとしない上にオーナーの許可がないと何もできないらしかった わたしたちの滞在中はほぼオーナーには出くわさなかったので、結局銭湯なども見て回ることができなかったし、チェックアウト時にレシートをもらうことすらできなかった――というか、チェックアウトしようとしたら、オフィスに誰もいなかった 笑 あとでクレジットカードの使用歴をチェックしたら、二重に引かれているようなことはなかったので、とりあえず安心した
部屋そのものは、築100年以上の建物にしては綺麗だし、居心地がよくて気に入った(写真--キュリアスジョージは備品でなくてうちのです)
強いて難点を挙げるなら、部屋に風呂、シャワーがないことだろうか ヨーロッパの安宿などにはよくあることだが、モーテル主体のアメリカでは珍しいと思う 女性専用のバスルームは「ヨーロッパ風である」と言われ、確かに猫足のバスタブはあったが、シャワーがなくて使いづらいのと、綺麗に掃除されていなかった(あまり女性客がいないので使われないのだろう)ので、もっぱら男女兼用のシャワーを使っていた シャワーはお湯がぬるくて、ああこれは安宿によくあるパターンか、と覚悟したが、10分くらいでまあまあ快適な温度のお湯になった しかしこれは、冬場は辛いだろう
あと夜中にトイレに立ったら、通り道にある誰も泊まっていない部屋が開け放たれて明かりがついていたので、そんな幽霊屋敷みたいな演出はいらない、とは思った 笑
よかったのは、宿泊客は併設のティーハウスで無料で朝ごはんを食べられるところ(好きな飲み物とデーニッシュやケーキ類ひとつ選べる 飲み物は、ほうじ茶緑茶などもある) このティーハウスは日本町の古い写真なども飾られて、ちょっとしたギャラリーのようになっている
結論としては、古いのと働いている人たちがあんまりプロフェッショナルでないのを気にしない人なら、楽しめるホテルだと思う
9/07/2011
7/10/2011
マイアミ州内旅行3
夫の用事が済むと、すぐに車でキーウェストに向けて移動する
事前の計算ではマイアミから5時間ぐらい?かかる予定であったが、実際はそんなにかからなかったと思う
道はUS1の一本だけなので混んでいると悲惨だが、そうでもなかった
キーウェストに向かう途上で有名なのはもちろんセブン・マイル・ブリッジだが、実際に渡ってみると、あれ?もう終わりか?みたいな拍子抜け感があった 南部はけっこう海にかかる橋が多いので、けっこう見慣れた風景だったし、個人的にはニューオーリンズ近郊のポンチャートレイン湖橋(世界一長い橋!)の方がよほど感動が大きかった ちなみにキーウェストに行く場合往復車だとかなり暇だということがわかったので、これから行く人は片方は飛行機でいいかもしれない
キーウェストには二泊して、小さい島なのですることはそんなになかったが、のんびりできてよかった
泊まったホテル(写真参照)がとても鄙びた感じで、雰囲気よかった(しかも安かった)
ビーチに行ければ、と思っていたが、とんでもなくしけた小さい砂浜、、、と言えるものしかなかったので、どうも泳ぐところではないらしい さらに小さな無人島まで行くとシュノーケリングやダイビングにいいところはあるそうだ
ビーチでは、海水に浸食され海藻だらけの砂の上に、どうしても体を焼きたい若い子と、Tバックに、何と言うのだ?角隠し?みたいなものがついた小さな小さな水着を着たおじさんが横たわっていたのみであった そういえばキーウェストは、ゲイの聖地でもある
とにかく泳ぐのはあきらめて、目玉のひとつであるへミングウェイ宅に向かう 昼前で、人でごった返している中、寝室、書斎など見て回る 庭に出ると、話には聞いていたが猫だらけ、猫まみれ ペットソサエティによってきちんと管理されているらしい
へミングウェイが六本指の猫を珍しがって、増やすことにしたのが始まりらしいが、今現在いる猫たちは五本指と、六本指と半々くらいらしい
いそいそと写真を撮って回っていると、木陰に隠れた老巨猫が、六本指の足をいかにもめんどくさそうにこちらに差し出してきた きっと来る日も来る日も人間たちが来ては、指が六本かどうか確認しようとするので、前もって足を出しておくことにしたのだろう
ほかにも夕日がきれいな場所とか、合衆国最南端ポイントとか、US1の基点と終点とか、おいしいシーフードレストランとか、いろいろあったのだが、長いので省略
最後に、キーライムパイが本当においしかったことだけ付け加えておく
キーライムという普通のライムより一回り小さいもののをふんだんに使ったパイで、実は今住んでいるところでも食べられるので、そんなに期待していなかったけど、これがところがどっこいまさに本場の味という感じで、よかった
事前の計算ではマイアミから5時間ぐらい?かかる予定であったが、実際はそんなにかからなかったと思う
道はUS1の一本だけなので混んでいると悲惨だが、そうでもなかった
キーウェストに向かう途上で有名なのはもちろんセブン・マイル・ブリッジだが、実際に渡ってみると、あれ?もう終わりか?みたいな拍子抜け感があった 南部はけっこう海にかかる橋が多いので、けっこう見慣れた風景だったし、個人的にはニューオーリンズ近郊のポンチャートレイン湖橋(世界一長い橋!)の方がよほど感動が大きかった ちなみにキーウェストに行く場合往復車だとかなり暇だということがわかったので、これから行く人は片方は飛行機でいいかもしれない
キーウェストには二泊して、小さい島なのですることはそんなになかったが、のんびりできてよかった
泊まったホテル(写真参照)がとても鄙びた感じで、雰囲気よかった(しかも安かった)
ビーチに行ければ、と思っていたが、とんでもなくしけた小さい砂浜、、、と言えるものしかなかったので、どうも泳ぐところではないらしい さらに小さな無人島まで行くとシュノーケリングやダイビングにいいところはあるそうだ
ビーチでは、海水に浸食され海藻だらけの砂の上に、どうしても体を焼きたい若い子と、Tバックに、何と言うのだ?角隠し?みたいなものがついた小さな小さな水着を着たおじさんが横たわっていたのみであった そういえばキーウェストは、ゲイの聖地でもある
とにかく泳ぐのはあきらめて、目玉のひとつであるへミングウェイ宅に向かう 昼前で、人でごった返している中、寝室、書斎など見て回る 庭に出ると、話には聞いていたが猫だらけ、猫まみれ ペットソサエティによってきちんと管理されているらしい
へミングウェイが六本指の猫を珍しがって、増やすことにしたのが始まりらしいが、今現在いる猫たちは五本指と、六本指と半々くらいらしい
いそいそと写真を撮って回っていると、木陰に隠れた老巨猫が、六本指の足をいかにもめんどくさそうにこちらに差し出してきた きっと来る日も来る日も人間たちが来ては、指が六本かどうか確認しようとするので、前もって足を出しておくことにしたのだろう
ほかにも夕日がきれいな場所とか、合衆国最南端ポイントとか、US1の基点と終点とか、おいしいシーフードレストランとか、いろいろあったのだが、長いので省略
最後に、キーライムパイが本当においしかったことだけ付け加えておく
キーライムという普通のライムより一回り小さいもののをふんだんに使ったパイで、実は今住んでいるところでも食べられるので、そんなに期待していなかったけど、これがところがどっこいまさに本場の味という感じで、よかった
フロリダ州内旅行2
毎週一定の量の原稿を指導教官のところに送る手筈となってるので、なかなかブログも更新できない
昨日今週分を出したので、今日は時間的に少し余裕がある
でマイアミだが。。。
何かもう記憶が薄れてきたが、とにかく先述の車のトラブルのせいで、観光に使えたのは一日だけだった 夫が朝早くから日本領事館に出かけていったので、わたしもそれに合わせてホテルを出て、電車とバスを乗り継いでマイアミビーチ市(グレーターマイアミと言われる本島部分に面した小さい島で、ビーチだとか人が一般的にマイアミの観光地と言って思い浮かべるような場所はここに集中している)まで出かけていった
電車やバスの中は、スペイン語が飛び交っていて、州内のほかの場所とはやはり違うという印象
ダウンタウンのバスターミナルは、ホームレスがたむろしていておしっこ臭かった 土地勘がないのであれなのだが、雰囲気のよい場所とよくない場所がめちゃくちゃに入り組んでいる気がする(ただし昼間歩く分には特に身の危険を感じたりはしない)
マイアミビーチに着き、サウスビーチの大通り沿いのアールデコ建築を見ながら歩く
パステルカラーで四角い建物のほとんどはホテルである
アールデコ建築群は20年代から40年代初頭にかけて建てられ、装飾性とか流線型が特徴とのこと 今の視点で見るとまあポップでかわいらしいのだが、当時としてはキッチュで俗悪な成金趣味だったのだろうか
今、ちょうど20年代から30年代辺りを博論で扱ってるので、この時代のフロリダに関する歴史書も読んでいるが、20年代のフロリダは空前の土地ブームでマイアミ中心に州が大きく発展した時代 これらの建築群は、その名残でもある
しかし、恐慌の影響もあって観光地としてのマイアミは徐々に寂れていき、80年代初頭辺りには治安も最悪だったとのこと 「スカーフェイス」はこの頃のマイアミでロケしたんだそうだ 確かに、雰囲気の悪さはよく出ている 笑
そこはかとない寂れ感と退廃というのは、実は今のマイアミビーチを歩いてすら感じられる 何かとにかくホームレスと前夜に飲みすぎて行き倒れている人が多く、一見きれいな屋外型ショッピングモールもそこら中おしっこ臭い
全体としては、(寂れ感も含め)何だか熱海みたいだ ホテルが建ち並ぶ海岸通りはあの、お宮の松がある辺りに、どことなく似ていた
本当はマイアミビーチを出てからダウンタウンに戻り、リトルハバナをふらついて見たかったのだか、時間がなく断念
まあおしゃれでも何でもないし特に何があるってわけでもないのだろうが、サンティリア(ヴードゥーのキューバ版のようなもの)グッズの店なんかあるみたいで、ちょっと面白そうだった
実は日本領事館はこのリトルハバナとかなり近くにあるので、あとで夫に言ったら、行ってみたかったみたいで残念がっていた
キューバの料理とか、せめて道端でエンパナーダ(中南米の人がよく食べる具入り揚げパンみたいなもの)でも買って食べられればよかったなと思う
昨日今週分を出したので、今日は時間的に少し余裕がある
でマイアミだが。。。
何かもう記憶が薄れてきたが、とにかく先述の車のトラブルのせいで、観光に使えたのは一日だけだった 夫が朝早くから日本領事館に出かけていったので、わたしもそれに合わせてホテルを出て、電車とバスを乗り継いでマイアミビーチ市(グレーターマイアミと言われる本島部分に面した小さい島で、ビーチだとか人が一般的にマイアミの観光地と言って思い浮かべるような場所はここに集中している)まで出かけていった
電車やバスの中は、スペイン語が飛び交っていて、州内のほかの場所とはやはり違うという印象
ダウンタウンのバスターミナルは、ホームレスがたむろしていておしっこ臭かった 土地勘がないのであれなのだが、雰囲気のよい場所とよくない場所がめちゃくちゃに入り組んでいる気がする(ただし昼間歩く分には特に身の危険を感じたりはしない)
マイアミビーチに着き、サウスビーチの大通り沿いのアールデコ建築を見ながら歩く
パステルカラーで四角い建物のほとんどはホテルである
アールデコ建築群は20年代から40年代初頭にかけて建てられ、装飾性とか流線型が特徴とのこと 今の視点で見るとまあポップでかわいらしいのだが、当時としてはキッチュで俗悪な成金趣味だったのだろうか
今、ちょうど20年代から30年代辺りを博論で扱ってるので、この時代のフロリダに関する歴史書も読んでいるが、20年代のフロリダは空前の土地ブームでマイアミ中心に州が大きく発展した時代 これらの建築群は、その名残でもある
しかし、恐慌の影響もあって観光地としてのマイアミは徐々に寂れていき、80年代初頭辺りには治安も最悪だったとのこと 「スカーフェイス」はこの頃のマイアミでロケしたんだそうだ 確かに、雰囲気の悪さはよく出ている 笑
そこはかとない寂れ感と退廃というのは、実は今のマイアミビーチを歩いてすら感じられる 何かとにかくホームレスと前夜に飲みすぎて行き倒れている人が多く、一見きれいな屋外型ショッピングモールもそこら中おしっこ臭い
全体としては、(寂れ感も含め)何だか熱海みたいだ ホテルが建ち並ぶ海岸通りはあの、お宮の松がある辺りに、どことなく似ていた
本当はマイアミビーチを出てからダウンタウンに戻り、リトルハバナをふらついて見たかったのだか、時間がなく断念
まあおしゃれでも何でもないし特に何があるってわけでもないのだろうが、サンティリア(ヴードゥーのキューバ版のようなもの)グッズの店なんかあるみたいで、ちょっと面白そうだった
実は日本領事館はこのリトルハバナとかなり近くにあるので、あとで夫に言ったら、行ってみたかったみたいで残念がっていた
キューバの料理とか、せめて道端でエンパナーダ(中南米の人がよく食べる具入り揚げパンみたいなもの)でも買って食べられればよかったなと思う
6/21/2011
フロリダ州内旅行1
というわけでフロリダ州内旅行に行ってきたのだが
実は初日に車のトラブルに見舞われて大変な幕開けとなった
うちの車(Chevyのインパラ 通称モンキー車)は計器類が全部壊れているのと時々エンジンがかからないことがあるのと時々ガス臭かったりなど満身創痍なので、旅行前にアラバマに行って、夫のお父さんの車(ヒュンダイのジェネシスというファンシーな車)を借りてきたのだが、朝4時半に家を出てまだ暗い町を走っていると、まだインターステートの合流にも差し掛からないうちに右後輪がパンクする そこで真っ暗な中、夫がスペアタイヤと取り替える 他の車もちらほら通り過ぎていくが、誰も止まって助けようとはしない これがミシシッピだったら、最初に出会うレッドネックのピックアップトラックが止まってくれるだろうに、と夫言う ほんとに都会は冷たい
苦労してタイヤを付け替えた末、とにかくこのまま走り続け、めぼしい町でタイヤ屋を見つけて交換するか、家に戻ってこの町の店が開くのを待つかで迷ったが、結局家に戻ることにする タイヤはブリヂストンのだったのだが、ネットで調べて電話するとどのタイヤ屋もうちの車の型に合うタイヤを置いていないみたいだし、ワランティが利くというのもあって、ヒュンダイのディーラーでタイヤ交換してもらうことにする
ディーラーに車を入れて待っていると、担当の兄ちゃんが「ちょっと。。。」と言って夫を呼びに来た もうできたのかと思ったら、どうやらただのパンクではなく、中心の金属部分を太いボルトのようなものが貫通しているという そんなことってありえるのかという感じだが、実際に見てみたら金属にばっちり穴が空いていた この部分もろとも交換できるかと聞くと、どうもタイヤ自体珍しい型のもののようで、店中のジェネシスを探し回ったが同じ部品を使ってるものはなく、カリフォルニアまで注文しなければならず、それには早くても2日かかるという
この旅行は単に遊びではなく、夫がマイアミの日本領事館で奨学金の面接を受けるという目的があり、面接は明日午前なのでどうしても今日中にマイアミ(車で8~9時間)までたどり着かなくては行けないことを伝えると、兄ちゃんは話のわかる人で、偉い人に掛け合ってくれて、ディーラー側が車を直している間の分のレンタカー代を負担することで、すぐに出発できることになった 修理期間を超えての追加料金はこちら持ちになるので、予定していたHurstonとRawlingsに関する土地巡りはあきらめることになったが、行けないよりはずっとましだ
気をよくしてディーラーの隣のエンタープライズ(レンタカー屋)に行くと、すごく混んでいてカオス状態になっている
従業員は5人くらいいるから人手が足りていないのではないのだが、仕事ができる若い兄ちゃん1人とあと無能4人、という構成で、しかも客が、事故ったけど別の車に代えて借り続けたいのだが保険が下りないとか、21歳未満だから特別な車しか貸せない(?)とかちょっとめんどくさい感じの人が多く、無能のうち1名がうまく仕事を裁けないでいると、有能な兄ちゃんがそれまでやっていることを放り出して助けに行く、ということをしているので、なかなか人が捌けない わたしたちは書類関連はさっさと済ませて車が上がってくるのを待っているだけだったが、待てど暮らせど車がこない 結局このレンタカー屋に来てから、4、50分はかかった気がする
ようやく用意された車を見ると、しけたダッジのハッチバックで、工場に入れた車のクオリティーに合わせて用意してくれるんじゃないか、レクサスとはいかなくてもせめて日産のアルティマとかが来るんじゃないかなどと勝手に期待していたわたしは、かなりがっくり来た(たぶん一番安いプランしかディーラーは負担できないのだと思うので、仕方がないが) わたしは全然運転しなかったのだが、ハンドルは軽くてくるくる回ってしまうし、ハッチバックで後ろの窓が小さいから車線変更の時全然よく見えないし、旅行中はずっとI hate this carと言っていた
何だかんだでようやく出発できたのが11時半、この朝最初に家を出てから、実に7時間経っていた
(もうここまで書いただけで疲れたので次に続く)
実は初日に車のトラブルに見舞われて大変な幕開けとなった
うちの車(Chevyのインパラ 通称モンキー車)は計器類が全部壊れているのと時々エンジンがかからないことがあるのと時々ガス臭かったりなど満身創痍なので、旅行前にアラバマに行って、夫のお父さんの車(ヒュンダイのジェネシスというファンシーな車)を借りてきたのだが、朝4時半に家を出てまだ暗い町を走っていると、まだインターステートの合流にも差し掛からないうちに右後輪がパンクする そこで真っ暗な中、夫がスペアタイヤと取り替える 他の車もちらほら通り過ぎていくが、誰も止まって助けようとはしない これがミシシッピだったら、最初に出会うレッドネックのピックアップトラックが止まってくれるだろうに、と夫言う ほんとに都会は冷たい
苦労してタイヤを付け替えた末、とにかくこのまま走り続け、めぼしい町でタイヤ屋を見つけて交換するか、家に戻ってこの町の店が開くのを待つかで迷ったが、結局家に戻ることにする タイヤはブリヂストンのだったのだが、ネットで調べて電話するとどのタイヤ屋もうちの車の型に合うタイヤを置いていないみたいだし、ワランティが利くというのもあって、ヒュンダイのディーラーでタイヤ交換してもらうことにする
ディーラーに車を入れて待っていると、担当の兄ちゃんが「ちょっと。。。」と言って夫を呼びに来た もうできたのかと思ったら、どうやらただのパンクではなく、中心の金属部分を太いボルトのようなものが貫通しているという そんなことってありえるのかという感じだが、実際に見てみたら金属にばっちり穴が空いていた この部分もろとも交換できるかと聞くと、どうもタイヤ自体珍しい型のもののようで、店中のジェネシスを探し回ったが同じ部品を使ってるものはなく、カリフォルニアまで注文しなければならず、それには早くても2日かかるという
この旅行は単に遊びではなく、夫がマイアミの日本領事館で奨学金の面接を受けるという目的があり、面接は明日午前なのでどうしても今日中にマイアミ(車で8~9時間)までたどり着かなくては行けないことを伝えると、兄ちゃんは話のわかる人で、偉い人に掛け合ってくれて、ディーラー側が車を直している間の分のレンタカー代を負担することで、すぐに出発できることになった 修理期間を超えての追加料金はこちら持ちになるので、予定していたHurstonとRawlingsに関する土地巡りはあきらめることになったが、行けないよりはずっとましだ
気をよくしてディーラーの隣のエンタープライズ(レンタカー屋)に行くと、すごく混んでいてカオス状態になっている
従業員は5人くらいいるから人手が足りていないのではないのだが、仕事ができる若い兄ちゃん1人とあと無能4人、という構成で、しかも客が、事故ったけど別の車に代えて借り続けたいのだが保険が下りないとか、21歳未満だから特別な車しか貸せない(?)とかちょっとめんどくさい感じの人が多く、無能のうち1名がうまく仕事を裁けないでいると、有能な兄ちゃんがそれまでやっていることを放り出して助けに行く、ということをしているので、なかなか人が捌けない わたしたちは書類関連はさっさと済ませて車が上がってくるのを待っているだけだったが、待てど暮らせど車がこない 結局このレンタカー屋に来てから、4、50分はかかった気がする
ようやく用意された車を見ると、しけたダッジのハッチバックで、工場に入れた車のクオリティーに合わせて用意してくれるんじゃないか、レクサスとはいかなくてもせめて日産のアルティマとかが来るんじゃないかなどと勝手に期待していたわたしは、かなりがっくり来た(たぶん一番安いプランしかディーラーは負担できないのだと思うので、仕方がないが) わたしは全然運転しなかったのだが、ハンドルは軽くてくるくる回ってしまうし、ハッチバックで後ろの窓が小さいから車線変更の時全然よく見えないし、旅行中はずっとI hate this carと言っていた
何だかんだでようやく出発できたのが11時半、この朝最初に家を出てから、実に7時間経っていた
(もうここまで書いただけで疲れたので次に続く)
4/02/2011
マルディグラ考
地震のことがあり、書く機会を失ってしまっていたのだが、春休みにはニューオーリンズでマルディグラと言われるカトリックのお祭りを見てきた ニューオーリンズ自体は3回目だが、マルディグラの時期に行くのは初めてでとても楽しみにしていた
マルディグラとは、フランス語で「太った火曜日」 という意味 このシーズン通して行われているカーニバルの、クライマックスの日である 次の日の「灰の水曜日」からは、カトリック教徒は日曜以外は肉食を控え、魚や豆などでプロテインを補給して節制を試みる うちの不真面目なカトリックの夫も、今年は魚ダイエットを可能な限りやるというので、わたしも付き合って、魚を食べてます
祭り自体は、もちろんカトリックといっても一方ならぬバリエーションがあるが、NOのマルディグラはいろんなクルーがフロートと呼ばれる巨大な山車でメインストリートを練り歩き、沿道の観客たちにビーズやらダブルーンと言われるコインやらを投げてくれる 山車に乗るクルーたちは、伝統的には秘密結社のメンバーみたいなもんなので、仮面で顔をかくしている
リオのカーニバルのように露出した衣装のねーちゃんたちはいなくて、マーチングバンドプラス山車という構成が一般的だった わたしは月曜の夜と火曜しかパレードを見ていないけど、相当の数の戦利品を持って帰った
ところで、マルディグラのもうひとつの風物詩といえば、ねーちゃん方が乳を露出することである 町全体でこのようなGirls Gone Wild 的な風景が見られるかといえばそれは誤解で、そういうことするのは、バーボンストリートを中心としたフレンチクォーターの酔っ払いだけである フレンチクォーターにはよくある、二階部分がバルコニーになってる建物から、ビーズを投げてくるやつらがいるのだが、そいつらが、ストリートにいるねーちゃんたちに向かって、乳見せろ~!でないとビーズはやらないぞ~と煽り立てるので、お約束とばかりに着ている服をまくり上げ、彼女たちは乳を晒すのである
これ、前々から物見遊山で見てみたい気持ちはあったけど、実際に見てみた感想としては、正直いってかなりがっくりくるものがあった
まずもって、乳を出す人々の平均的クオリティーは、かなり低い(男目線ですみませんね) きれいな若いねーちゃんなんてまずいなくて、おばさんか肥満の人ばっかり 50~60代とおぼしき初老の婦人が乳を出して、夫らしき男性が延々それをビデオ撮影していたのを見たが、正直反応できなくて固まってしまった それから、トップレスのままでふらふらと歩いている人までいた(ちなみに警察が巡回しているので、こういうのは即逮捕もありえる 実際全裸の男がパトカーに乗せられてるのを見た)
翻ってバルコニーからビーズ投げている奴らを見れば、明らかに親が大金持ちという理由だけでこの日にこの場所を貸切できているんだろう、と思わせる、アホさ丸出しのフラタニティーキッズばっかり そんなやつらと、泥酔しているばかりにアホくさいビーズのためになんだってやってしまう女性たちとが織り成すこの構図、はっきりいって微妙です
上にいる彼らと下にいる彼女らを分かつものは、なんなのか?
こういうことを考え出すと、自然と連想はカトリーナに飛ぶ そもそもフレンチクォーターをはじめとする観光地は、ハリケーンの被害を受けなかった 一方で、町の中心部を少し離れれば、沈み行く家に留まり 続けた人たちがいた 逃げたところで、どこにも行き場はないと知っていた人たちがいた
上と下を分かつものはなんなのか?
わたしはこの町のカーニバレスク的エネルギーには敬服しているけれど、「復興」後の町にいてすら、そんなことに思考が及ばざるを得なかった
それが数日後の出来事に対する予見であったなどとは、けっして言いたくないけどね
てか自分自身が名物カクテル、ハリケーンで泥酔して道で吐いたぐらいだから、ずっとこんな真剣なこと考えていたわけでも、ないのだ
おかげさまで酒をやめるいいきっかけになりましたとさ
マルディグラとは、フランス語で「太った火曜日」 という意味 このシーズン通して行われているカーニバルの、クライマックスの日である 次の日の「灰の水曜日」からは、カトリック教徒は日曜以外は肉食を控え、魚や豆などでプロテインを補給して節制を試みる うちの不真面目なカトリックの夫も、今年は魚ダイエットを可能な限りやるというので、わたしも付き合って、魚を食べてます
祭り自体は、もちろんカトリックといっても一方ならぬバリエーションがあるが、NOのマルディグラはいろんなクルーがフロートと呼ばれる巨大な山車でメインストリートを練り歩き、沿道の観客たちにビーズやらダブルーンと言われるコインやらを投げてくれる 山車に乗るクルーたちは、伝統的には秘密結社のメンバーみたいなもんなので、仮面で顔をかくしている
リオのカーニバルのように露出した衣装のねーちゃんたちはいなくて、マーチングバンドプラス山車という構成が一般的だった わたしは月曜の夜と火曜しかパレードを見ていないけど、相当の数の戦利品を持って帰った
ところで、マルディグラのもうひとつの風物詩といえば、ねーちゃん方が乳を露出することである 町全体でこのようなGirls Gone Wild 的な風景が見られるかといえばそれは誤解で、そういうことするのは、バーボンストリートを中心としたフレンチクォーターの酔っ払いだけである フレンチクォーターにはよくある、二階部分がバルコニーになってる建物から、ビーズを投げてくるやつらがいるのだが、そいつらが、ストリートにいるねーちゃんたちに向かって、乳見せろ~!でないとビーズはやらないぞ~と煽り立てるので、お約束とばかりに着ている服をまくり上げ、彼女たちは乳を晒すのである
これ、前々から物見遊山で見てみたい気持ちはあったけど、実際に見てみた感想としては、正直いってかなりがっくりくるものがあった
まずもって、乳を出す人々の平均的クオリティーは、かなり低い(男目線ですみませんね) きれいな若いねーちゃんなんてまずいなくて、おばさんか肥満の人ばっかり 50~60代とおぼしき初老の婦人が乳を出して、夫らしき男性が延々それをビデオ撮影していたのを見たが、正直反応できなくて固まってしまった それから、トップレスのままでふらふらと歩いている人までいた(ちなみに警察が巡回しているので、こういうのは即逮捕もありえる 実際全裸の男がパトカーに乗せられてるのを見た)
翻ってバルコニーからビーズ投げている奴らを見れば、明らかに親が大金持ちという理由だけでこの日にこの場所を貸切できているんだろう、と思わせる、アホさ丸出しのフラタニティーキッズばっかり そんなやつらと、泥酔しているばかりにアホくさいビーズのためになんだってやってしまう女性たちとが織り成すこの構図、はっきりいって微妙です
上にいる彼らと下にいる彼女らを分かつものは、なんなのか?
こういうことを考え出すと、自然と連想はカトリーナに飛ぶ そもそもフレンチクォーターをはじめとする観光地は、ハリケーンの被害を受けなかった 一方で、町の中心部を少し離れれば、沈み行く家に留まり 続けた人たちがいた 逃げたところで、どこにも行き場はないと知っていた人たちがいた
上と下を分かつものはなんなのか?
わたしはこの町のカーニバレスク的エネルギーには敬服しているけれど、「復興」後の町にいてすら、そんなことに思考が及ばざるを得なかった
それが数日後の出来事に対する予見であったなどとは、けっして言いたくないけどね
てか自分自身が名物カクテル、ハリケーンで泥酔して道で吐いたぐらいだから、ずっとこんな真剣なこと考えていたわけでも、ないのだ
おかげさまで酒をやめるいいきっかけになりましたとさ
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