1/23/2011

瞬殺@日本食レストラン

昨日の土曜は天気もよかったので、市の外れのマーケットスクエアと呼ばれる小さなお店が集まる区画に行ってみた この町にしてはちゃんとしたケーキ屋さんでカフェオレを飲んでケーキを食べて、そのあとは近くのTJマックスでふとんカバーを買ったり、本屋をぶらぶらしたりして楽しんだ

ふと、先学期日本語を教えた学生がバイトしている日本食レストランが近くにあることを思い出す
学期末に推薦状を3通ほど書いてあげたら、バイト先のクーポンをお礼にくれたのだ
せっかくなので行ってみることにした

わたしたちはふだんここで、日本食レストランに行くことはない
理由は単純、高いだけでおいしくないから
期待するだけ無駄なことが多いので、それだったら他のアジア料理の店に行ったほうが満足度が高い
 今回も、モダンな感じの内装とfusionの文字を見て、すでにいやな予感はしたのだが、何しろ25ドルのクーポンがあるし とりあえず居酒屋形式でいろんなものをちょっとずつ分けて食べることにした

料理を頼んでしばらくすると、メインディッシュについてくる味噌汁とサラダが運ばれてくる
味噌汁を一口飲むと、、、まずい 水道水の味 まるでめんどくさいから沸騰する前のぬるま湯に味噌だけ混ぜてしまったみたいな味だ この手のレストランが出汁を取ったりしないのはあらかじめ知っているので、味が薄かろうと別にそんなもんかと思っていられるが、これは何か確実に体に悪い味だ
何かの間違いじゃないだろうかと疑いながら、何とか半分くらいまで飲み続けてみたが、やっぱりまずいままだった 夫はすでに食べきるのをあきらめて、器を脇にのけてしまっている わたしももう少し頑張ってみたけど、やっぱり完食できなかった

続けてアピタイザーの揚げ出し豆腐と焼き鳥が来る
揚げ出し豆腐は、衣がパン粉だ 焼き鳥は、タレが激甘だ
しかし学生が「いかがですか?」とにこにこして聞きに来ると、まずいとも言えないので、「グレート!」と嘘をついてしまう まあ、店の食べ物がまずいのは彼女のせいでもないしなあ


すでにいろんな意味でお腹いっぱいになったところで、メインの刺身盛り合わせが来た
お客さんは日本人だと言ったら、張り切って作ってくれたと学生が言う
たしかに、しめ鯖とか、こちらにいたらなかなか見れない珍しいものも乗ってる

とりあえず、何かはよくわからないピンク色の魚を一切れつまんでみる
うん、おいしい 何かはよくわからないけど、これは新鮮
しかし、ふた切れ、み切れと続けるうちに、うーん、何かが変 次第に口と手が重たくなってくる 夫は自分の分の刺身を「ちょく」に入れたまま、手が止まってしまってる

この盛り合わせ「サシミ・デラックス」は、15切れもの刺身が乗ってる アメリカ風のカットなので一切れが巨大、しかも、どれもけっこうヘビーなのが多い わたしたちは二人で分けてもいっぱいいっぱいなのに、こんなのが一人前用にデザインされているということが信じられない

必死に食べ終わると、学生がデザートは?と聞きに来る クーポンで半額しか払わないでいい流れ的には、そりゃ頼むだろう お腹がはちきれそうなのを我慢して、小豆アイスひとつ取って夫と分け、かなりの苦労の末に完食した

店を出て車に乗ると、早速お腹が痛くなってくる ビールや水も(主に食べ物を流し込むために)がぶがぶ飲んだから、そのせいかな、とも思ったのだが、隣の夫も、「お腹いたい。気持ち悪い」と言う 家に着くなり二人ともトイレ直行 寝る間際まで、ひどい下痢が続いた

結局、何が悪かったのかよくわからないし、証明のしようがないので店に電話して苦情を言うほどのものでもないんだが、、刺身が本当にヤバかったらきっと下痢程度では済まないだろうから、実は味噌汁の時点で瞬殺だったのではないか、などと話している

うーん、やっぱりここではもう、日本食レストランには行かないだろうな

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